銀座―日本橋の中央通り、訪日客のおもてなし磨く – 日本経済新聞



 東京都中央区は銀座や日本橋を通る目抜き通り「中央通り」で、訪日外国人客のおもてなしに力を入れている。地元の町会や企業などと連携し、日本橋に観光案内所を新設。街歩きを安心して楽しめるように外国語表記の案内標識を増設し、インターネット環境も充実させる。東京を代表する観光地の魅力を高め、集客増につなげる考えだ。

 日本橋のたもとに開設した案内所「日本橋インフォメーション」には専門スタッフが常駐し、英語や中国語、イタリア語の3カ国語で対応する。観光名所や周辺の老舗店舗の案内のほか、舟運のPR活動にも注力している。中央通りを挟んだ向かい側の川沿いには船着き場があり、東京湾や隅田川方面などへの舟運コースの出発点になっている。

 案内所の運営は地元の町会や企業でつくる「日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会」が手掛ける。かつて東海道などの起点としてにぎわった日本橋の歴史を紹介するコーナーも設けた。

 名所や主な建物などを外国語で表記した「観光案内標識」も銀座8丁目から日本橋室町4丁目にかけて増設する。道路を管理する東京国道事務所と連携し、2018年3月までに22カ所に新設する。すでに16カ所に設けた標識も掲載情報を更新する計画だ。

 観光案内標識の周辺には無料で利用できる公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」のアクセスポイントを用意する。18年3月に運用を開始する予定で、訪日客の利便性を高める。

 中央通りには買い物やグルメを楽しもうと多くの訪日客が訪れる。東京都の16年度の調査によると、都内を旅行した訪日客の48%が銀座、37%が日本橋(東京駅周辺と丸の内を含む)を訪問している。




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